【植樹祭概要】
- 開催地:大阪府岬町「多奈川小学校」
- 開催日:2021年10月16日(土)
- 植樹本数:680本、28種類(この地域に自生する在来種、スダジイ・タブノキ・ヒメユズリハ・モチノキ・クロガネモチ・ホルトノキ・シラカシ・ウラジロガシ・アラカシ・ヤマモモ・イヌマキ・エノキ・ヤブツバキ・ヤブニッケイ・シロダモ・カクレミノ・モッコク・サカキ・サンゴジュ・ウバメガシ・ネズミモチ・ヒサカキ・アオキ・クチナシ・トベラ・ヤツデ・マサキ・シャリンバイ)
- 参加者:児童53名、地元消防団、大阪府立大学に来ている留学生など
- 協賛:AIG損害保険株式会社
- この森は土砂崩れからいのちを守るための役割を担います。この植樹祭は、大阪府と当財団を支援するAIG損保との連携協定に基づき実現しました。
10月とは思えない、最高気温28度という暑さの中の活動となりました。ここ岬町は大阪府の最南端に位置し、和歌山市と隣接する海・山に囲まれた自然豊かなまちです。多奈川小学校は全校児童53名。みんな植樹祭の1ヶ月前から樹木のことや森のことを授業で教わり、この日に挑んでくれました。「植える木はどんな木?」「なぜ木を植えるの?」「植えた木は、僕たち私たちの命を守ってくれるんだ」などと学んでくれました。
そんなみんなは、自分が植えた木に願いを込めて書いた木札をかけてくれました。そして、ボランティアに来てくれた大阪府立大学に来ている留学生の皆さんは、児童のサポートをしてくれました。日本語上手だったな〜
小学校南側には土砂崩れが懸念される山があり、みんなは自分ごととして木を植えました。地域にある身近な災害を、植樹を通して知るきっかけになる防災教育の一環となりました。
災害が起きた時、被害を受けた方のお手伝いをすることがお仕事のひとつであるAIG損保の皆さまですが、今回は被害を事前に減らすお手伝いをしてくれました。
今回のマウンドも水はけのための傾斜があったので、子どもたちは植えるだけに留めました。植えた後の敷き藁や藁縄留め作業は大人だけで行いました。
皆さま最後まできっちり綺麗に仕上げてくださりありがとうございました。おかげでこんなに綺麗な仕上がりです。