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鎮守(ちんじゅ)の森のプロジェクトのボランティアに参加する

森づくりはたくさんの人手と継続的なボランティアを要します。
「地域と暮らしを守る防災の森」づくりに参加しませんか。
鎮守の森のプロジェクトでは植樹だけでなく、育樹(森を育てる)や採種(森となる種を拾う)など、
四季に合った継続的なボランティアがあります。
ボランティアメールに登録すると、活動のご案内を随時メールで配信します。
また、当財団で募集するボランティア活動では、「ボランティア活動参加証明書」も発行しています。発行までの手順はこちらから。

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活動サイクルとボランティア

鎮守の森のプロジェクトの活動には年間を通して次のような流れがあります。種子となるどんぐりを拾うこと(採種)、拾ったどんぐりから発芽させて苗木にするまで育てること(育苗)、育った苗木を植えること(植樹)、植えた苗木が森として育つまで草抜きなどの手入れをすること(育樹)。これらの活動にはたくさんのボランティアの人手が必要です。私たちと一緒に、「地域と暮らしを守る森」をつくりませんか。

プロジェクトサイクル図


☆2024年ボランティア募集予定(見込み)はこちらからご覧ください。



和歌山県広川町|稲むらの火といのちを守る植樹祭


未来の世代へ育む日本遺産「百世の安堵(ひゃくせいのあんど)」のまち広川町(ひろがわちょう)で、森の防潮堤づくりがついに決定しました!和歌山県広川町は、幾度もの津波被害から立ち上がり、自然と共に生きる防災意識を受け継いできた歴史がある町です。この町では、幼少期から防災教育に力を入れ、先人の知恵と勇気が未来に語り継がれています。江戸時代の「稲むらの火」の物語を通じて、防災の精神が親から子、子から孫へと伝わり、この町の人々の心に深く根付いています。 この度、鎮守の森のプロジェクトでは、南海トラフ地震への備えとして、広川町で森の防潮堤を造ることになりました。地域の子どもたちや住民の皆さま、また全国から集まるボランティアの皆さまと植樹します。この森もまた、未来の世代への「百世の安堵」をもたらし、人々の安全と地域の繁栄を支える象徴となることを願って!



写真中央の赤い囲みは今回の植樹地です。写真の右側に見える緑の帯は、江戸時代に築かれた広村堤防です。今回は、植樹地の環境に合った樹種を選び、生態学的知見を取り入れた宮脇方式によるいのちを守る堤防をつくります。このプロジェクトは、江戸時代の歴史と現代の生態学的技術が融合する、大規模な取り組みです。この森の防潮堤は、防災の役割を果たすだけでなく、自然と共生する持続可能な未来を育てる役割も担います。



開催概要(雨天決行・荒天延期)


日程2025年3月20日(木・祝)/延期時3月23日(日)開催
時間13:00〜15:30終了予定(受付は12:00〜)
植樹本数5,000本
募集人数100名程度 ※参加申し込みが100名を超えた場合、受付を締め切る場合がございます。あらかじめご了承ください。
場所和歌山県広川町耐久中学校グラウンド
主催広川町/共催 鎮守の森のプロジェクト
持ち物汚れてもよい服と靴(雨天や雨天翌日は長靴がおすすめ)、帽子、リュックサック、軍手、雨具、タオル、飲み物(水分補給用)、昼食(必要な方)
アクセス下記の①か②の方法でお越し下さい。

①送迎シャトルバスに乗る【事前申込】
【往路】12:00~随時〜最終12:30/JR湯浅駅前(旧駅舎前出発、Googleマップバスマーク地点)→中学校南側下車(作図「バス」地点)→橋を渡って校門入り受付へ(作図ピンクライン参照)
【復路】植樹祭終了後随時〜最終16:00頃/中学校南側乗車(下車地点)→JR湯浅駅
※時間は目安です。特に復路は、新幹線にアクセスする時間に余裕をもって切符を用意してください。

②自家用車で行く
駐車場:広川町民体育館
※会場(耐久中学校)には駐車できません。駐車場から植樹会場までは、広村堤防を散策しながら徒歩でおいでください(作図黄色ライン参照、10分程度)。

地図
お知らせこの植樹祭を応援するクラウドファンディングを開催予定!応援の証「植樹証明書」の返礼品もあります!☆2月中旬から開催予定です☆
町の見どころ広川町は、津波防災の聖地であり、日本遺産の中で唯一の「防災遺産」に認められている町です。
稲むらの火の館/「濱口梧陵記念館」と「津波防災教育センター」の複合施設。
廣八幡宮/安政の津浪で村人が避難した神社。
ホテル「いさり」レストラン&カフェ「潮香」/国の登録有形文化財「旧戸田家住宅」を改修した古民家オーベルジュ施設で贅沢なひとときを。
広川町の飲食店の情報はこちらから。トップスライド画像「旅色」から詳細をご覧いただけます。

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『稲むらの火』の物語についてご紹介
安政元年(1854年)の大地震と津波の際、広川町の濱口梧陵が収穫後の稲むらに火を放ち、住民を高台に避難させて多くの命を救った実話です。津波後、梧陵は私財を投じて広村堤防を築き、村を守るための防災意識を広めました。この勇気ある行動は「生ける神」として称えられ、現在も防災の象徴として語り継がれています。



濱口梧陵(はまぐちごりょう)



写真の中央付近に見える緑の帯は、江戸時代に築かれた広村堤防です。



広村堤防の様子。「百世の安堵」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~は、日本遺産に認定されています。



『稲むらの火祭り』とは
毎年、広川町では安政の津波が起きた記憶を辿る「稲むらの火祭り」という行事が行われています。夕刻になると、町の人々が松明を持って町役場に集まります。一本一本の松明に火が灯されると、行列は高台の廣八幡宮を目指して歩き始めます。廣八幡宮は、津波から多くの人々が避難した場所なのです。



写真提供:広川町教育委員会
引用:『百世の安堵』広川町日本遺産推進協議会『稲むらの火の館』WEBサイトより