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津波防災に役立つ「千年希望の丘」植樹祭(第2回)

7万本の苗木を7000人のボランティアと共に、1.6Kmの森の防潮堤へ植樹

第2回千年希望の丘植樹祭は相野釜地区で開催されました。

  • 植樹日:2014年5月31日(土)
  • 植樹本数:70,000本  
  • 参加人数:7,000人  
  • 植樹面積:22,800㎡  
  • 樹種:16種
  • 出演者: 鈴木京香さん/ 西村まさ彦さん/ 石井竜也さん/ SUGIZOさん/ 復興政務官 小泉進次郎さん/ 村尾信尚さん(日テレNEWS ZERO)/ 山岸舞彩さん(日テレNEWS ZERO)/ 細川護煕理事長(元首相)/ 宮脇昭副理事長(植物生態学博士)他

津波時の避難丘となる2号丘と3号丘を結ぶ園路約1.6kmの両側斜面に植樹しました。開会式で井口市長は「大震災では多くの命が失われた。千年先の子どもたちが笑顔でいられるような岩沼をつくって行くためにその象徴となるのが「千年希望の丘」。災害廃棄物の有効活用と津波エネルギーの減殺、いざという時の避難場所、防災教育の場所、メモリアルパークなどとして活用しながら後世に残していきたい」と挨拶しました。

その他開会式では生態学者の宮脇昭博士から植樹指導が行われ、地元の子どもたちと共にボランティアで駆けつけてくれた多くの有名人も登壇し、参加者と共に植樹方法と植える樹種を学びました。

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

宮脇博士の植樹指導を真剣に聞く登壇されたみなさま

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

鈴木京香さんによる植樹祭開会式で樹種の掛け声「タブノキ〜!」

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

SUGIZOさんによる樹種の掛け声「シラカシ〜!」

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

復興政務官 小泉進次郎さんによる掛け声「植えるぞ〜!」

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

植樹した樹種の展示(植樹地域に自生する樹種)

植樹した樹種は、その土地に自生する在来種、主にシイ・タブ・カシなどの常緑広葉樹が中心です。高木・亜高木・低木と高さも様々な樹種を混植・密植(1平米に3本以上)することで津波に強い森が出来上がります。この森は自然林(鎮守の森)をお手本にして植える方法です。宮脇昭博士の長年の調査・研究・経験により考案された独自の方法です。

【コラム】子どもが植樹しても枯れにくい独自の植樹方法の秘密とは

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

7000人のボランティア

植樹ボランティアの皆さまのお力により、今年も「森の防潮堤」を広げることができました。全国からおいで頂いた皆さまへ感謝申し上げます。

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

植樹祭では、石井竜也さんによる「希望ヶ丘へ」も披露されました。この楽曲は石井竜也さんが被災地に足を運び、この「千年希望の丘」に心を寄せて書き下ろしたものです。

こちらから▷「希望ヶ丘へ」が試聴出来ます。

宮城県岩沼市千年希望の丘植樹祭2014

石井竜也さんオリジナル曲「希望ヶ丘へ」歌唱

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