「森の長城プロジェクト」から「鎮守の森のプロジェクト」への名称変更について


関係各位

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より当財団に対する格別のご協力を賜りますこと、心より厚く感謝申し上げます。
この度、当財団では7月より名称を新たに「公益財団法人鎮守の森のプロジェクト」に変更することになりました。それは、この7月から始まるAC JAPAN(旧公共広告機構)でのCM放送等に併せて、東日本だけでなく全国各地でこの活動を展開していきたい想いがあるからです。
「鎮守の森」とは、かつては神社を囲むようにして存在した森林であり、その森は動植物などたくさんの命を育み、田畑や海川にたくさんのミネラルをもたらす地域と暮らしを守る自然豊かな森です。そしてその森は、東日本震災では津波でコンクリート堤防や松林がことごとく破壊される中、深く根をはった木々が津波の勢いを和らげたり、関東大震災や阪神大震災では、大火から建物が燃え移る被害を食い止めたりと、防災林として大きな役割を果たしました。この「鎮守の森」をモデルとした森を、街を守れる場所にできるだけ多くつくることは、大災害の多いこの国に生きていく私たちが、後世に伝え残さなくてはならない知恵であり、自然環境に従事することでもあります。
「公益財団法人鎮守の森のプロジェクト」では、引続きこの活動を可能な限り展開して参りたいと考えておりますので、皆様の変わらぬご支援をお願い申し上げます。

平成28年6月吉日

敬具

公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクト
理事長 細川 護熙