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和歌山県広川町/ 稲むらの火といのちを守る植樹祭

「稲むらの火といのちを守る植樹祭 」和歌山県広川町にある耐久中学校のグラウンドで開催されました。広川町は、津波被害を乗り越えながら自然と共生し、防災の知恵と意識を受け継いできた歴史ある町です。江戸時代の「稲むらの火」の物語を通じ、親から子、子から孫へと防災の精神が語り継がれています。 このたび、南海トラフ地震に備える新たな取り組みとして、地域の皆さんや全国のボランティアと共に「いのちを守る森」を作る植樹祭を開催しました。 広川町長は「この森は、約130メートルにわたって広がるものです。これは、浜口梧陵公が築いた600メートルの堤防と共に、町民でこのシンボルを守っていきたい ── そのような思いでいっぱいです。今日は、苗木を一本一本丁寧に植えていただきます。どうかその苗とともに、『防災意識』も心の中に育てていただければと思います。」と主催の挨拶をされました。 この潜在自然植生に基づいた森は、100年、1000年と天然更新により続き、津波からいのちを守る役割を果たします。この森が未来の世代への「百世の安堵」となり、人々の安全と地域の繁栄を支えるシンボルになることを願っています。

和歌山県広川町植樹祭

和歌山県広川町沿岸部

植樹日:2025年3月20日(木・祝) 植樹本数:5,029本  参加人数:817名(町内の全小中学校6校含む) 

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